今日の聖句4月11日(月)\(^o^)/ 雄々しくあれ。心を強くせよ。すべて主を待ち望む者よ。 詩篇31:24 キリストによって私たちは、信仰によって、今立っているこの恵みに導き入れられました。 ローマ5:2 ************* 今週のテーマ:十字架上のイエス きょうの聖書:ルカ22:1-6 ルカの福音書3節〜6節 十二人の一人で、イスカリオテと呼ばれるユダに、サタンが入った。ユダは行って、祭司長たちや宮の守衛長たちと、どのようにしてイエスを彼らに引き渡すか相談した。彼らは喜んで、ユダに金を与える約束をした。ユダは承知し、群衆がいないときにイエスを彼らに引き渡そうと機会を狙っていた。 「ユダの裏切り」 今日は受難週の二日目でイエス様は神殿の庭で宮きよめをしました。きょうの聖書はユダがイエス様を裏切った場面です。水曜日のことで最後の晩餐の前日です。イスカリオテとは南ユダヤの町名です。北のガリラヤ弁を話す他の弟子たちと違って、会計業務を遂行できるスマートな男だったようです。何とかしてお金を手に入れたいという悪い欲望がユダの心を信仰から引き離し、悪の道へと誘い込んでしまいました。 祭司長たちのところへ行って「彼(イエス)をあなたがたに売るとしたら、いったいいくらくれますか」と持ちかけました。銀貨30枚受け取り、悪魔との商談は成立です。これで地獄への転落となってしまったのです。借金があったか、誰かの保証人にでもなっていたか、理由は分かりませんがキリストを裏切ってでもお金を作らなければならない状況に陥っていたのでしょう。 元々、「あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません」と言われているところですが、少しでも神よりも富を愛する貪欲が生じるとそれがキリストを裏切らなければおられなくする力を持つことは明白なことです。「欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。」(ヤコブ1:15) 小さな思い違いがユダの一生を台無しにしてしまいましたが、ユダの裏切りはイエス様の大目的にどう影響したのでしょうか。イエス様の大きな足取りから見ると影響はありませんでした。イエス様は引き続き予定通りに堂々と主権的に進んで行かれます。この後、場面はいわゆる最後の晩餐へと移っていきます。 祝福を祈ります。