今日の聖句3月23日(水)\(^o^)/ 主よ、わが巌、わが砦、わが救い主よ、 2サムエル22:2 あなたがたがわたしにあって平安を得るためです。世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。 ヨハネ16:33 ************** 今週のテーマ:委ねる きょうの聖書:使徒7:54-60 使徒の働き7章55節〜58節 ステパノは、神の栄光と神の右に立っておられるイエスを見て、「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」と言った。人々は大声で叫びながら、耳をおおい、一斉にステパノに向かって殺到した。そして彼を町の外に追い出して、石を投げつけた。証人たちは、自分たちの上着をサウロという青年の足もとに置いた。 「ステパノの死」 ペンテコステに聖霊が降って弟子たちに神様の力が注がれました。使徒団も弟子団も声を一つにして「イエス・キリストがよみがえった」と叫び続けていました。これはエルサレムの宗教指導者にとっては大問題であり、復活を証言する者は逮捕され、拷問にかけられていました。 そういう中でユダヤ市民にイスラエルの歴史を語り、各時代の信仰と神様への反逆の罪を指摘し、悔い改めて御父への信仰に復帰すべきことを説教しました。これを聞いていた反キリストの立場のユダヤ教徒たちはサウロ(パウロの旧名)を先頭にしてステパノを殺害すべく集結しました。 説教中のステパノの目には天の御国で御父の右に立っている御子の姿がありありと見えていました。それが告げられるとサウロたちは一斉にステパノに迫り、石を投げつけました。ステパノは「主イエスよ、私の霊をお受けください」と叫び、更に「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と祈って死んだのです。 ステパノは彼らを処罰してくださいとは祈らず、自分を石で撃ち殺す人たちのために神様の赦しを求めたのです。ここに裁きをキリストに委ねる信仰の実例があります。ステパノには、(無罪、有罪の判決を下すことは神様の主権の中にあるのですが)それよりもなお、自分がキリストの憐れみによって赦されたにすぎないものであることが明らかだからです。 祝福を祈ります。