今日の聖句3月11日(金)\(^o^)/ 死の日を支配することはできない。 伝道の書8:8 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、少しでも自分のいのちを延ばすことができるでしょうか。 マタイ6:27 ************* 今週のテーマ:神の怒りと和らぎ きょうの聖書:ハバクク3:13-16 ハバクク書3章13節14節15節 あなたは御民を救うために、油注がれた者を救うために出て来られます。あなたは悪しき者の頭を打ち砕いて首までにし、彼の家の基をあらわにされます。セラ あなたは杖で戦士たちの頭を突き刺されます。彼らは、苦しむ者をひそかに食い尽くすように、ほしいままに私を追い散らそうと荒れ狂います。あなたは馬で海を、大水の泡立ちを踏みつけられます 「心の錨」 ハバククはエレミヤと同時代にエルサレムで活動した預言者です。B.C.605年からB.C.585年までの間でそれはまさにエルサレム滅亡の直前の時期でした。ハバククは救い主が降り敵軍を粉砕してユダヤに勝利をもたらしてくれると固く信じて、バビロニヤ軍が攻撃して組まるならそれを受けて立つ立場を鮮明にしています。 エルサレムは政治と軍事、宗教の指導者がそろって偶像礼拝にのめり込み、王家は甚だしく傲慢不遜で内紛が繰り返されています。この時期の王は5年か8年くらいで次々に挫折し、国らの統治そのものが揺らいでいました。誰の目にもユダ王国の滅亡は防げない状態に陥っていたのです。 その中でハバククはエルサレムに救い主が現れ、敵軍に大打撃を与えて神の民を救ってくれると信じたのです。国は危うい状態ですが、神様は揺らぐことも衰えることもないお方であるという確信がハバククを支え、慌てることなくバビロン軍の襲来に静かに備えている姿が見えます。 これは私たちの再臨信仰にも通じるものです。最後にはキリストが再臨して悪魔と邪悪をすべて打ち滅ぼし、神の国を完成させ、永遠の救いを成就してくださると信じている私たちは、少々のことでは動揺せず、国の滅亡があったとしても、その先に永遠の神の国を見て希望を持ち続けているのです。救い主を待つ信仰は私たちの心の錨です。 祝福を祈ります。