今日の聖句2月16日(水)\(^o^)/ なんと幸いなことでしょう。その力があなたにあり心の中にシオンへの大路のある人は。 詩篇84:5 目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しく、強くありなさい。 1コリント16:13 ************* 今週のテーマ:イエスの輝き きょうの聖書:ヨナ3:1-10 ヨナ書3章3章3節〜6節 ニネベは、行き巡るのに三日かかるほどの非常に大きな都であった。ヨナはその都に入って、まず一日分の道のりを歩き回って叫んだ。「あと四十日すると、ニネベは滅びる。」すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで粗布をまとった。このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立ち上がって、王服を脱ぎ捨てて粗布をまとい、灰の上に座った。 「神にはできる」 ヨナはB.C.755年頃エルサレムで活動した預言者です。同時期にはホセヤとアモスがいました。ヨナの活動が終わり、その直後からイザヤが活動を開始しました。アッシリヤが北イスラエルとエルサレムへの攻撃を繰り返していた時代です。ヨナが派遣されたニネベ王国は今のイラクにあり、バクダッドの北北西に位置していた大国でした。 この国は誰の目にも罪深い国として恐れられていました。神様はこのニネベに悔い改めていのちを得るか、それとも悔い改めることなく国ごと丸々滅亡するする道をたどるか二つに一つの選択を迫ったのです。神様はヨナに「あと四十日すると、ニネベは滅びる」とふれさせました。 驚いたことに、市民は神様を信じて悔い改めに入り、それが国王の耳に入ると国王は王座から立ち上がって、王服を脱ぎ捨てて粗布をまとい、灰の上に座ったというのです。一人の罪びとを悔い改めさせることも人間にはできません。まして、国全体を悔い改めに導くなど不可能に近いことです。 中近東一帯には太古の時代から月を神として拝む風習があり、アッシリヤもバビロニヤもペルシヤも同じ偶像礼拝国でした。今でもそのままです。しかし、ニネベはヨナの「あと四十日すると、ニネベは滅びる」という言葉に震え上がってしまい、ためらうことなく王様はじめ全国民が悔い改めて御父への信仰に立ち帰ったのです。神様とはこのような素晴らしい御業を行う力をお持ちのお方なのです。私たちが悔い改めることができたのもこの神様の力の賜物です。 祝福を祈ります。