今日の聖句2月3日(木)\(^o^)/ 私たちの救いの神よ、私たちをお救いください。国々から私たちを集め、救い出してください。あなたの聖なる御名に感謝し、あなたの誉れを勝ち誇るために。 1歴代誌16:35 聖なる父よ、わたしに下さったあなたの御名によって、彼らをお守りください。わたしたちと同じように、彼らが一つになるためです。 ヨハネ17:11 ************* 今週のテーマ:十の戒め きょうの聖書:申命記6:1-9 申命記6章4節5節6節 聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。私が今日あなたに命じるこれらのことばを心にとどめなさい。 「敬天愛人」 申命記は5章で十戒を記し、その後この十戒を守り、子々孫々にこれを伝えて神様に選ばれた民として生きていくべきことを命じています。主は唯一であるとは、天地の創造者のほかには神は存在しないということです。そして、その唯一の神に対して親愛の情をもってこの十戒に則った生活をしなさいと述べています。 十戒を守り行うことが、惰性になったり、心のこもらない、形式だけのものになってしまってはいけないということです。私たちの生活はすべて愛と真心が込められていることが必要です。朝の挨拶に始まる一連の日常の行動も、愛が伴っているか否かで大きな違いが出てきます。 主を愛しているとして熱心に十戒を暗唱し、これを守っていたとしても、家族や隣人に対して愛が示されないならば、その人の人生に幸福が訪れることはありません。幸福は愛の中にあるからです。愛は神様に対するものですが、実質は、家族や隣人の成長と幸福を促進する行動にならなければ意味がありません。 十戒の前半は神様に対する姿勢を教えたものであり、後半は人間関係の在り方を教えています。イエス様はこれを要約して、「神を愛し、隣人を愛せ」とされました。漢文の聖書を愛読した西郷隆盛はこれを「敬天愛人」と表現しました。パウロは「愛がなければ、何の役にも立ちません」と言い遺しています。愛に力点を置いて十戒を実践していきたいと思います。 祝福を祈ります。