今日の聖句10月19日(火)\(^o^)/ 主は、あなたがたに恵みを与えようとして待ち、それゆえ、あわれみを与えようと立ち上がられる。 イザヤ30:18 父親は彼を見つけて、かわいそうに思い、駆け寄って彼の首を抱き、口づけした。 ルカ15:20 *************** 今週のテーマ:教会の革新 きょうの聖書:1コリント3:1-9 コリント人への手紙第一3章6節7節 私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。 「成長させてくださる神」 人が集まるところには、対立とまでは言わないまでも、考え方の違いからくる緊張関係があるものです。ギリシヤの最南端のにあるコリントの町の教会でもアポロ派とかパウロ派があったようです。パウロは自分もアポロも主から受けた役割を果たし、あなたがたのために働いただけの存在なのだと主張しています。 それで、パウロが植え、アポロが水を注ぎ、神がそれを成長させてくださったのですと言い切っています。大切なのは、私たち仕える者ではなく、成長させてくださる神なのだという発言は簡単なようでなかなか難しい言葉です。謙遜でなければ出てこないす言葉です。自分を「しもべ」の位置に置いて生きることは、なかなか難しいものです。 パウロのここでの発言は、コリント教会の中に、パウロとアポロとを知る人たちが、いわば、どちらが立派だったのか、どちらが自分たちの指導者にふさわしいかと言い争い、ねたみあっている現状があったからなのです。パウロは神様に心を向けるようにと言って、一致して教会生活をすることを勧めているのです。 それぞれ、役割を果たしている奉仕者のことで、喧嘩などせず、神を見上げるようにという勧めです。分派的な心は、いつの間にか、私たちの心に入り込んできやすいものです。私たちも出過ぎたところを切り捨て、足りないところを補足しながらキリストを主として見倣うことに重点を置いていきたいと思います。 祝福を祈ります。