今日の聖句10月15日(金)\(^o^)/ あなたの隣人を虐げてはならない。 レビ19:13 人からしてもらいたいと望むとおりに、人にしなさい。 ルカ6:31 **************** 今週のテーマ:交わりの崩壊 きょうの聖書:ガラテヤ1:6-10 ガラテヤ人への手紙1章6節 私は驚いています。あなたがたが、キリストの恵みによって自分たちを召してくださった方から、このように急に離れて、ほかの福音に移って行くことに。 「信仰義認」 これはパウロが書いたトルコ半島の中部にあったガラテヤ教会宛ての手紙の冒頭部分です。ガラテヤの信者たちは伝えられた福音から離れてイエス・キリストへの信仰を失いそうになってしまいました。聖書を知らない異邦人にとっては福音の意味を理解することが難しく、パウロは改めて初歩から教える必要がありました。 イエス・キリストは私たちを罪の縛りから解放する救い主です。ところが、異邦人の多くは自分が罪の縛りによって自由を失っているということに気が付かないのです。そのためにキリストの十字架と言うものが自分にとってどれほど重要な出来事であるのかがわかりません。 罪を犯したために神様の処罰を免れることのできない私たちに代わって、キリストが身代わりになって十字架で死なれたということを理解した私たちは、イエス・キリストと自分の間に切っても切れない関わりを持てるようになりました。それは深く強い愛によるつながりであり、それがキリストの心と私たちの心の交わりの要なのです。 しかし、ガラテヤ教会にはそのキリストとの交わりもキリストとの愛によるつながりもなかったということがパウロに分かったわけです。パウロは驚きを隠さず、このガラテヤ人への手紙の中で異邦人クリスチャンに必要な基本的な信仰について教えます。ですから、この手紙は信仰の初歩にいる人が読んで信仰義認という福音の根本を理解するのにとても役立ちます。 祝福を祈ります。