今日の聖句10月14日(木)\(^o^)/

幸いなことよヤコブの神を助けとしその神、主に望みを置く人。
詩篇146:5

あなたがたは、忍耐することによって自分のいのちを勝ち取りなさい。
ルカ21:19

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今週のテーマ:交わりの崩壊
きょうの聖書:使徒15:36-41

使徒の働き15章37節38節39節

バルナバは、マルコと呼ばれるヨハネを一緒に連れて行くつもりであった。しかしパウロは、パンフィリアで一行から離れて働きに同行しなかった者は、連れて行かないほうがよいと考えた。こうして激しい議論になり、その結果、互いに別行動をとることになった。バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行き、パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。

「関係破壊は罪」

ここにはマルコを巡ってパウロとバルナバとの間で意見が分かれてしまったことが書かれています。39節には、激しい議論となって、その結果、二人は互いに別行動をとることになったと書かれています。マルコはバルナバのいとこでしたから、マルコに対して寛容でした。前のことは大目に見、そしてもう一度チャンスを与えてやろうと考えたのかもしれません。

しかし、パウロは妥協せず、許しませんでした。ここにパウロの性格の一端が見えるように思います。マルコは、こういうパウロの激しい気質に付いて行けなくなって、第一次伝道旅行では一行から離れてしまったのです。団体なり、グループでの活動では仲間の了解なしに単独行動をすることは分裂につながる危険があるのです。

一致と協力の関係を維持するには人それぞれが互いに関係を維持する努力が必要です。一人一人がてんでんばらばらに行動してはまとまるものもまとまりはしません。宣教活動はアウトリーチとも呼ばれますが、グループで行われるものなので自分の勝手な行動は許可されないのです。

私たちの家庭内や教会内での日常生活でも、時間を守らなかったり、約束を守らなかったりすると周辺に少なからず迷惑をかけることになります。それが何度も続けば、交わりも関係も崩壊してしまいます。イエス様は私たちに神様との和解を届けてくださいました。私たちは関係を悪くしたり、関係を破壊することを罪として取り扱うようにしていく必要があります。

祝福を祈ります。