今日の聖句10月1日(金)\(^o^)/ 見よ。わたしは彼らを北の国から連れ出し、地の果てから彼らを集める。その中には、目の見えない者も足の萎えた者も、身ごもった女も臨月を迎えた女も、ともにいる。彼らは大集団をなしてここに帰る。 エレミヤ31:8 イエスは彼にこう言われた。「ある人が盛大な宴会を催し、大勢の人を招いた。宴会の時刻になったのでしもべを遣わし、招いていた人たちに、『さあ、おいでください。もう用意ができましたから』と言った。 ルカ14:16-17 *************** 今週のテーマ:献げもの きょうの聖書:エズラ7:14-18 エズラ記7章16節17節 バビロン全州であなたが得るすべての銀と金を、それに、エルサレムにある自分たちの神の宮のために、民と祭司たちが進んで献げたささげ物を合わせて、携えて行くためである。それゆえ、あなたはその献金で、雄牛、雄羊、子羊、また、そのための穀物のささげ物と注ぎのぶどう酒を怠りなく買い求め、エルサレムにあるあなたがたの神の宮の祭壇の上で、それを献げなければならない。 「バビロンの富」 エズラはネヘミヤとともにバビロンからエルサレムに帰還したユダヤ人の宗教指導者です。神様はユダヤ人が偶像を礼拝したことを咎めてバビロニヤによってエルサレムを滅亡させ、捕囚としてバビロンに送りました。しかし、その中でもイスラエルに対する神様の愛はかげることも衰えることもなかったのです。 神様は捕囚民としてバビロン全州に離散して生活しているユダヤ人を祝福して経済力を蓄えさせてくださいました。ここで言うバビロン全州とはペルシヤ全州という意味です。エルサレムを滅ぼしたバビロニヤは既にペルシヤによって滅ぼされ、中近東一帯はペルシヤ帝国となっていたのです。ペルシヤのダリオス王は捕囚民にエルサレムへの帰還を命じました。 神様はエズラを通して帰還民にバビロンで稼いだ金銀を用いてエルサレムを再建しなさいと命じたのです。エルサレムの城壁が立て直され、エルサレム神殿も再建されて、主である神様への礼拝が行われるようになりました。エルサレムはペルシヤ帝国のエルサレム州となっていましたが、モーセの律法に従って統治されるということでダリヨス王から自治を認められたのです。 帰還民はそれぞれバビロンから持ち帰った富を費やしてエルサレムの再建を成し遂げることができました。その献げものは帰還民にとって大きな喜びであり、感謝の礼拝そのものになっていたのです。この出来事の中で、神様は偉大な力と偉大な愛とをイスラエルに示しています。神様と共に生きる国民の姿を美しく表しています。足跡という詩を改めて思い出します。 祝福を祈ります。