今日の聖句9月5日(日)\(^o^)/ 主はこう言われる。「あなたの泣く声、あなたの目の涙を止めよ。あなたの労苦には報いがあるからだ。」 エレミヤ31:16 神は、昼も夜も神に叫び求めている、選ばれた者たちのためにさばきを行わないで、いつまでも放っておかれることがあるでしょうか。 ルカ18:7 *************** 今週のテーマ:老いの栄え きょうの聖書:ルカ2:25-38 ルカの福音書2章25節26節27節 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた。また、聖霊が彼の上におられた。そして、主のキリストを見るまでは決して死を見ることはないと、聖霊によって告げられていた。シメオンが御霊に導かれて宮に入ると、律法の慣習を守るために、両親が幼子イエスを連れて入って来た。 「シメオンとアンナ」 古代のユダヤには赤ちゃんが生まれると八日目に割礼を施し、神殿で神様の祝福を祈るという習慣がありました。日本でも生後一か月のころ赤ちゃんをお宮に連れて行き、祝福を祈る「お宮参り」という習わしがあります。晴れ着を着て記念撮影をする方々もいます。 イエス様も生後八日目に両親に伴われて宮参りをしたのです。それは両親による赤ちゃんを神様の子どもとして育てるという約束をする礼拝です。キリスト教会では献児式という形で行われています。与えられた子どもを神様の子どもとして神様にお返しし、改めて、神様の子どもをお預かりするという意味を持つ儀式です。 シメオンは高齢に達していましたが、神様がイスラエルに救い主を与えてくださるという約束を信じて、毎日神殿で祈り続けていたのです。そこへイエス様を伴ってヨセフとマリヤが現れたのです。神様は聖霊によってシメオンにこの時に宮参りに来た赤ちゃんこそ永く待ち望まれていた救い主であると告げたのです。 シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて「異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの栄光を」と言ったのです。そばにいたアンナというおばあさんも、神様に感謝をささげ、エルサレムの贖いを待ち望んでいたすべての人に、この幼子のことを語ったというのです。人生の最後まで神様とみことばを信じ続けたこの二人に、イエス様の宮参りに立ち会うという神様からの特別な恵みが与えられました。 祝福を祈ります。