今日の聖句7月14日(水)\(^o^)/ 神である主の霊がわたしの上にある。貧しい人に良い知らせを伝えるため、心の傷ついた者を癒やすため、主はわたしに油を注ぎ、わたしを遣わされた。捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ。 イザヤ61:1 キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは堅く立って、再び奴隷のくびきを負わされないようにしなさい。 ガラテヤ5:1 *************** 今週のテーマ:キリスト者の苦しみ きょうの聖書:ヨブ3:1-10 ヨブ記3章1節〜4節 そのようなことがあった後、ヨブは口を開いて自分の生まれた日を呪った。ヨブは言った。私が生まれた日は滅び失せよ。「男の子が胎に宿った」と告げられたその夜も。その日は闇になれ。神も上からその日を顧みるな。光もその上を照らすな。闇と暗黒がその日を取り戻し、雲がその上にとどまれ。昼を薄暗くするものも、その日を脅かせ。 「ヨブの苦しみ」 ヨブは、神様とサタンの戦いの中で、外国からの襲撃を受け、10人の自分の子どもたちが皆殺しにされ、一万数先頭の家畜を略奪され、大暴風に襲われて住むところも失ってしまいました。自分の全身は腫物に覆われ、妻は逃げ出してしまいました。ヨブは神様に信頼して生きる正しい人だったのです。 そこへ三人の友人が来てヨブを慰め励まそうとしたのですが、ヨブのあまりの凄惨な姿を見て七日間も一言も発することができなかったというのです。それで、冒頭の「そのようなことがあった後」、という言葉につながります。ヨブは自分が生まれた日を呪い、ヨブの心は乱れに乱れていきます。ヨブの苦しみは並大抵ではありません。 一つの考え方として、罪を犯した人に神様が罰として苦難を与えるという考えがあります。いたづらっ子を親が戒めるようなことです。そのため、ヨブの三人の友人は、ヨブが神様に対して罪を犯したので、このような大きな試練を受けていてるのだから悔い改めて神様の赦しをもらえ、と言ってヨブを責め立てました。ヨブには友人から責められるような罪はありませんでした。 最後にヨブは、自分が正しいことは確かだが、天地を創造した神様に比べれば無価値なチリのようなものだと気付き、自分の正義を主張していたことを神様に悔い改めました。更にヨブは自分を罪びととして告発していた友人たちのために神様に祝福を祈ったところ、ヨブは試練から完全に脱出し、試練を受ける前の二倍の祝福を受けたということです。生まれなければよかったと思うほどの苦しみの中から、ヨブは信仰と謙遜を勝ち取り、圧倒的勝利者として人生を全うできたのです。 祝福を祈ります。