今日の聖句7月8日(木)\(^o^)/ 神よ私たちはあなたの宮の中であなたの恵みを思いました。 詩篇48:9 ペテロとヨハネは、午後三時の祈りの時間に宮に上って行った。 使徒3:1 *************** 今週のテーマ:宣教 きょうの聖書:使徒9:1-9 使徒の働き9章3節〜6節 サウロが道を進んでダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。彼は地に倒れて、自分に語りかける声を聞いた。「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」彼が「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。立ち上がって、町に入りなさい。そうすれば、あなたがしなければならないことが告げられる。」 「天命」 サウロとは悔い改める前のパウロの名前です。サウロは生粋のユダヤ人で、パリサイ派の重鎮ガマリエルの指導を受けた人物でした。反キリストの立場で活動し、キリストの十字架の後は、クリスチャンを迫害していました。この出来事は、迫害を逃れてダマスコへ避難しようとする信者を捕縛するために馬で追跡していた時のことです。 復活したキリストが光と音声となってサウロの正面に現れました。サウロは神に仕えるという明確な意思で、イエスが復活したという嘘を宣伝している罪びとを捕える働きをしていると考えていました。しかし、キリストはサウロに「なぜわたしを迫害するのか」と問いただし、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである」とサウロの行動が神に反逆するものであると告げたのです。 更にキリストはダマスコの町に入れば、「あなたがしなければならないことが告げられる」と語りました。サウロがしなければならないことはクリスチャンを迫害することではなく、キリストによる救いを宣教することなのです。神に反逆するという大罪を犯していたサウロでしたが、敵と思っていたイエス様から赦され、改めて神様に仕える道に連れ戻されたのです。 サウロはこの後、しばらくして名前をパウロと変えて異邦人にイエス・キリストの救いを宣べ伝える宣教者として働くようになりました。私たち一人ひとりの人間にそれぞれ「しなければならないこと」があります。それをはっきり受け止めて生きていくことが人生では何より大切なことなのです。天から授かる使命であり天命です。神様はすべての人にキリストに従えと天命を下しています。 祝福を祈ります。