今日の聖句6月6日(日)\(^o^)/ 平和を図る人には喜びがある。 箴言12:20 平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。 マタイ5:9 ************** 今週のテーマ:祈り きょうの聖書:マタイ6:5-15 マタイの福音書6章6節7節8節 あなたが祈るときは、家の奥の自分の部屋に入りなさい。そして戸を閉めて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。また、祈るとき、異邦人のように、同じことばをただ繰り返してはいけません。彼らは、ことば数が多いことで聞かれると思っているのです。ですから、彼らと同じようにしてはいけません。あなたがたの父は、あなたがたが求める前から、あなたがたに必要なものを知っておられるのです。 「祈りの結果は平安」 ここでイエス様は弟子たちに祈りの献げ方を教えています。人に聞かせる祈りというのがあります。礼拝などで牧師の説教への応答の祈りがそれです。応答の祈りの中で説教を解説し、初心者や求道者が説教を受け止められるように配慮したり、説教者に説教をどう受け止めたかを、又、神様の恵みに対しての感謝を表明する祈りです。 そういう祈りとは違う人に聞かせる祈りもあります。自分の祈りと信仰の優越性を他人に見せつけるような祈りです。昔、ユダヤの国では街角に立って長い祈りをして人々の尊敬を買おうとした人がいたようです。「同じことばを、ただくり返してはいけません」とも言われています。同じ言葉を繰り返せば長くはなりますが、それより、祈ったことは叶えられると信じて祈り切ることがもっと大切です。 そして、イエス様は弟子たちに祈るべき祈りを伝授しました。それが「主の祈り」です。これはまさに祈るべきことを祈る祈りの模範です。主の祈りの中心点は赦しです。赦すこと、赦されること、この点が明確になると信仰は一段高いレベルに進みます。神様だけに注目し、神様だけを意識して祈る祈りが求められています。 一人で祈る祈りは神様との本音と本音の一対一の直接交流です。祈りを聞いてくださるのは神様ですから、私たちが祈る前に、神様は私たちの必要をすでにご存じであるというイエス様の言葉(8節)をしっかり心にとどめて祈っていきたいと思います。祈りの結果は私たちの心にキリストの平安が広がるという形で現れます。 祝福を祈ります。