今日の聖句5月21日(金)\(^o^)/ どうか、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、このしもべの祈りを聞いてください。 ネヘミヤ1:6 正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。 ヤコブ5:16 ************** 今週のテーマ:受け入れるイエス きょうの聖書:マルコ8:1-10 マルコの福音書8章5節〜9節 イエスはお尋ねになった。「パンはいくつありますか。」弟子たちは「七つあります」と答えた。すると、イエスは群衆に地面に座るように命じられた。それから七つのパンを取り、感謝の祈りをささげてからそれを裂き、配るようにと弟子たちにお与えになった。弟子たちはそれを群衆に配った。また、小魚が少しあったので、それについて神をほめたたえてから、これも配るように言われた。群衆は食べて満腹した。そして余りのパン切れを取り集めると、七つのかごになった。そこには、およそ四千人の人々がいた。 「いのちのパン」 これはイエス様がガリラヤ地方で伝道し、地中海に面したツロ・シドン地方で癒しを行い、北上して今のレバノン、シリヤを回ってゴラン高原の方からガリラヤ湖東岸にある現在のヨルダンに当たるデカポリス地方を一巡して宣教された時のことです。それぞれ異邦人の土地であり、沢山の偶像をまつる霊的暗黒地域でした。 イエス様はそういう異邦人の住む異邦の土地で、誰彼の区別も差別もせずに病を癒されました。惜しみなく、ためらいもなく、癒しを求める全ての人に恵みを与えられました。溢れ出るキリストの祝福です。実にイエス様は太っ腹なお方で、望む者、求める者すべての人の必要に答えてくださいました。 その恵みを受けた異邦人の群衆は三日間も飲まず食わずでイエス様の宣教の言葉を聞き続けていました。心底気の毒に思ったイエス様は、五千人以上のユダヤ人達に二匹の魚と五個のパンで十分に満腹させ、残りが十二のかごに一杯あったときのように、ここ、異邦のデカポリスで同様の四千人以上の人々に給食の奇跡を行われたのです。 カナンの女が「食卓から落ちるパンくず」と言ったように、ユダヤ人の手から漏れたイエス様の愛と恵みは異邦人社会の中に注ぎ込まれていきました。まるで堰を切ったダムの水がほとばしり流れるように異邦人に注がれたのです。豊に豊に与えられました。この恵みの水の流れは今継続的に私たちに注がれています。イエス様ご自身が私たちにとってのいのちのパンなのです。 祝福を祈ります。