今日の聖句5月9日(日)\(^o^)/ 昔よりの神は、住む家。 申命記33:27 そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。 ルカ1:50 ***************** 今週のテーマ:主に導かれて きょうの聖書:マタイ14:22-23 マタイの福音書14章22節23節 それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませて、自分より先に向こう岸へ行かせ、その間に群衆を帰してしまわれた。群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。 「祈るイエス様」 イエス様は山で一人で祈られた祈られたのですが、これは、五千人に給食した後のことであり、この祈りの後は、ガリラヤ湖の水面を歩行しました。五千人に給食する場面を目撃した人々は、イエス様をローマからの独立運動のリーダーにしようとし、イスラエルの国王に立てようという動きを見せます。イエス様には政治活動ではなく、十字架と復活による世界の救いという使命があります。 弟子たちの中にもこの動きに同調する者がいたので、弟子団がこのことに惑わされないように弟子たちだけ先にに船に乗せてしまったのです。群衆を解散させたのも、イエス様を王にしようとする企みから人々を守るためでした。五千人への給食という大きな働きの後で、サタンの動きも活発になり、誘惑される危険が高いのです。それでイエス様は何者にも妨げられずに祈ることが必要でした。 私たちの日常にもサタンの誘惑があります。素晴らしい働きをした後、とても辛い試練を受けたとき、大勢の人が集まってくるお祝い行事の時などは充分な警戒が必要です。昔から「勝って兜の緒を締めよ」と言われているとおりです。臨時収入が合ったときなども、いい気になっているとたちまち足下をすくわれるので謙虚な気持ちを失わないようにしなければなりません。常に祈り深く生きることです。 イエス様には肉眼では見えない神様を人々に見せるという使命もあります。五千人への給食は出エジプトの旅で、天からマナを降らせた神様を思い起こさせ、水面を歩行するイエス様は、創世記の冒頭の1:2にある「神の霊が水の上を動いていた」という創造主を思い起こさせるものです。イエス様が天地を創造した御方であり、出エジプトを導いた御方であるということです。私たちはイエス様を永遠の神として礼拝することが肝心です。 祝福を祈ります。