今日の聖句4月3日(土)\(^o^)/ この方こそ、われらの神、主。そのさばきは全地にわたる。 詩篇105:7 キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。 1ペテロ3:18 *************** 今週のテーマ:イエスの苦しみ きょうの聖書:マタイ27:57-66 マタイの福音書27章57節〜60節 夕方になって、アリマタヤの金持ちでヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子になっていた。この人はピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願った。そこで、ピラトは、渡すように命じた。ヨセフはそれを取り降ろして、きれいな亜麻布に包み、岩を掘って造った自分の新しい墓に納めた。墓の入口には大きな石をころがしかけて帰った。 「埋葬」 アリマタヤのヨセフはヨハネの福音書の3章の冒頭に登場する人物です。この人はサンヘドリンというユダヤの最高議会の議員であり、また、ユダヤの宗教指導者でもありました。彼はイエス様の死亡が確認されてからピラト総督にイエス様の遺体の下げ渡しを願い出て許可を受けました。 このヨセフは身分が高く、学識にも政治力にも長けていましたので、自分のために立派な墓を用意していました。イエス様の遺体を十字架からおろし、きれいなアマ布に包んで、丁重に埋葬したのです。遺体を引き取り、埋葬するのは普通は遺族です。このヨセフが誠実で人々の信頼を得、勇気のある人物だったことがうかがえます。 イエス様の母親のマリヤも、イエス様の兄弟たちも悲しみが深かったため、埋葬の奉仕はヨセフが引き受けたものと思われます。埋葬後の墓前にはマグダラのマリヤとベタニヤのマリヤが残って別れを惜しんでいたのです。翌日の土曜日に、ユダヤ人の間で、イエス様がよみがえると語っていたことが話題になり、遺体が盗まれないようにローマ兵が墓を守ることになりました。 実際、イエス様のご遺体は埋葬から復活まで誰一人手を触れることのないように四人四組の武装兵によって昼夜を通して堅く保護されてたいたのです。これも神様の御配慮の現れです。神様から見捨てられたイエス様は金曜日の夕方から復活の日曜日の朝まで、死の底に沈んでおられたのです。 祝福を祈ります。