今日の聖句3月12日(金)\(^o^)/ 生まれる前から私はあなたにゆだねられました。母の胎内にいたときからあなたは私の神です。 詩篇22:10 私たちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死にます。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。 ローマ14:8 **************** 今週のテーマ:不安と希望 きょうの聖書:詩篇3:1-8 詩篇3篇3節〜6節 しかし主よあなたこそ私の周りを囲む盾私の栄光私の頭を上げる方。私は声をあげて主を呼び求める。すると主はその聖なる山から私に答えてくださる。セラ 私は身を横たえて眠りまた目を覚ます。主が私を支えてくださるから。私は幾万の民をも恐れない。彼らが私を取り囲もうとも。 「しかし主よ」 詩篇3篇、4篇、5篇、6篇は、ダビデが息子アブサロムに謀反を起こされ、ヨルダン川の東に非難した時の詩です。3編は朝の詩、4篇は昼の詩、5篇は夜の詩、6篇は夜半の詩です。ダビデの詩には、出だしは打ちひしがれてよろめく心、中段は神に目を向ける姿勢、終盤には、信仰による勝利の雄たけびという図式が見受けられます。 この第3篇でも1節2絶で、多勢の謀反軍に囲まれ、悪口雑言を嵐のように浴びせられてうなだれ、神様への信仰をののしられる中、3節で「しかし主よ」と切り返し、神様に向かって頭を上げていきます。神様に向かって信仰を握り、その結果、安眠を授かり、恐れを払拭して大胆と勇気に包まれています。 「主が支えてくださる」とは、謀反軍に囲まれながら、実は神様の盾によって身辺が守られているという確信を表している言葉です。ダビデの目には謀反の大軍よりも神様の保護の盾の方が大きく見えているのです。患難に際して患難を見ず、むしろ神様の全能の力に目を注ぐことが勝利の秘訣なのです。 この詩篇第3篇はまさしく、患難の真っただ中に在って神様の保護の御手を確信した勝利の凱歌なのです。8節の「救いは主にあります」という賛美の言葉、に続き、「あなたの民にあなたの祝福がありますように」という国民への愛に満ちた言葉が清々しく感じられます。アブサロムの裏切りは事実です、しかし、主の誠実は永遠です。 祝福を祈ります。