今日の聖句3月6日(土)\(^o^)/ 国々はあなたの光のうちを歩み、王たちはあなたの輝きに照らされて歩む。 イザヤ60:3 御国が来ますように。 ルカ11:2 ************** 今週のテーマ:十のいましめ きょうの聖書:マタイ5:17-20 マタイの福音書5章19節20節 これらの戒めの最も小さいものを一つでも破り、また破るように人々に教える者は、天の御国で最も小さい者と呼ばれます。しかし、それを行い、また行うように教える者は天の御国で偉大な者と呼ばれます。わたしはあなたがたに言います。あなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の御国に入れません。 「赦しあう義」 「律法学者」とは旧約聖書の専門の学者のことです。「パリサイ人」とは熱心なユダヤ教徒の一派です。そういう人たちの義よりも優る義を持つことが天の御国に入る条件として提示されました。それは信仰によるもので心の内側から出てくる真の義です。私たち日本人でいうならば世間の義よりも優る義です。 ユダヤ教の礼拝規定である律法だけを守っている人たちは天の御国には入れません。あなたがたの義と呼ばれている、礼拝規定を守ることとは異なる義が有り、その義において律法学者やパリサイ人に優らなければならないというのです。その義は「互いに愛し合うことであり、赦し合うこと」です。 国の法律や公序良俗に反しないということもおろそかにはできませんが、天の御国に入るにはなんと言っても「赦しあうこと」が肝心であり、最も大事なことなのです。それが公義とか公正と言われ、または、神の義ともいわれています。古今東西を超えて絶対的な正義です。 律法と預言者という言葉で表されている旧約聖書の命令は、イエス・キリストの十字架によって完遂されました。ですから、私たちに要求されていてるのは「信じる」という信仰の義であり、「愛されたように愛し、赦されたように赦す」キリストへの信仰の義なのです。法律違反をしてなければそれで可というものではないのです。 祝福を祈ります。