今日の聖句2月10日(水)\(^o^)/ これらのものは滅びます。しかしあなたはとこしえの方です。 詩篇102:26 イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。 ヘブル13:8 *************** 今週のテーマ:クリスチャンの自由 きょうの聖書:1コリント9:1-12 コリント人への手紙第一9章4節5節6節 私たちには食べたり飲んだりする権利がないのですか。私たちには、ほかの使徒たち、主の兄弟たちや、ケファのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのですか。あるいは、私とバルナバだけには、生活のために働かなくてもよいという権利がないのですか。 「権利の確認」 自由という言葉を考える時には、義務と権利ということを考えなければなりません。自由人の反対は奴隷です。奴隷には自由と権利はありません。日本には元来奴隷制度というものがありませんでしたから、私たちに奴隷に関する知識が少ないのです。奴隷は自分の生存権も主張できないのです。 キリストはすべての人を死と罪から解放して自由を与えました。私たちの生活の中では、夫の権利、妻の権利、親の権利と子の権利も明らかにされています。子どもには親から虐待されない権利もあります。基本的人権はすべての人が持っている権利です。その権利が否定される社会が存在することは残念でなりません。 ここで、パウロが教会から報酬を受けなかったことで、パウロが使徒であることに関して「やましい心」を持っているのではないかと批判されたようですが、パウロは、教会負担で飲み食いすることも、妻を伝道旅行に連れて行くことも、生活のために仕事を止めて伝道に専念することについても、自分に権利があることを確認しています。 しかし、パウロはこの後の12節で「私たちはこの権利を用いませんでした」と述べて、次の段落でさらに議論を深めようとしています。自分が持っているはずの権利を用いないことについての説明です。パウロには権利を行使することで、福音の妨げになってはならないという気持ちがありました。今日は自由人には権利があり、権利を行使しない権利もあることまでといたします。 祝福を祈ります。