今日の聖句12月11日(金)\(^o^)/ この方こそ生ける神、永遠におられる方。その国は滅びることなく、その主権はいつまでも続く。 ダニエル6:26 イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。 ヘブル13:8 *************** 今週のテーマ:神への献身 きょうの聖書:マタイ3:1-12 マタイの福音書3章1節2節3節 そのころバプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教えを宣べ伝えて、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と言った。この人は、預言者イザヤによって「荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意せよ。主の通られる道をまっすぐにせよ』」と言われた人である。 「悔い改めの季節」 当時のユダヤ社会での洗礼は異教徒がユダヤ教に改宗する場合に授けられていました。ところがこの場面ではユダヤ教徒がユダヤ教の洗礼を受けているのです。それは、バプテスマのヨハネが現れて「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と言ったからです。古代社会においての救いは天国に入るということでした。 ですから、自分の身に罪の自覚がある人々が罪の赦しと天国への救いを求めてこぞってバプテスマのヨハネから洗礼を受けたのです。バプテスマのヨハネはキリストの贖いの露払いをする人物としてその現れがイザヤによって予告されていました。ヨハネは人々に「悔い改めてキリストの現れを待て」と説教していたのです。 「天の御国」或いは「天の王国」という場合の天とは「神」の代名詞です。「王国」とは国土や国民よりも、むしろ王の支配そのものを表しています。「天の御国が近づいた」とは神の王者的ご支配が近づいたということであり、間もなくキリストが登場しますという意味です。 ですから、悔い改めなさい。と呼びかけているのです。罪に汚れたままでは、神の国の王であるイエス様をお迎えできません。神を否定し、神様と敵対関係にあってはどうしてキリストを歓迎できるでしょう。神様との和解はすべてに優先されることなのです。クリスマス前のアドベントは悔い改めの季節です。 祝福を祈ります。