今日の聖句10月16日(金)\(^o^)/ 見よイスラエルを守る方はまどろむこともなく眠ることもない。 詩篇121:4 主はあなたがたを最後まで堅く保って、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところがない者としてくださいます。 1コリント1:8 **************** 今週のテーマ:主にゆだねる きょうの聖書:ヨハネ13:36-38 ヨハネの福音書13章36節37節38節 イエスは答えられた。「わたしが行くところに、あなたは今ついて来ることができません。しかし後にはついて来ます。」ペテロはイエスに言った。「主よ、なぜ今ついて行けないのですか。あなたのためなら、いのちも捨てます。」イエスは答えられた。「わたしのためにいのちも捨てるのですか。まことに、まことに、あなたに言います。鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言います。」 「ペテロの実例」 この会話は、過越祭りの祝いの食事後、一行がオリーブ山へ行ったときのものです。既に、ユダはイエス様を捕えるために祭司長や兵士を迎えに出かけており、イエス様は間もなく捕えられるのです。イエス様はくり返し受難と復活、昇天を語っていますが、弟子たちは全く理解していません。どこか別の場所へ行くのだと思っているのです。 「わたしが行く所に、あなたは今はついて来ることができません」というイエス様のことばへの「あなたのためにはいのちも捨てます」というペテロの答えが問題です。この時のペテロの心はひ弱で「命も捨てます」などと言いながら他人から突かれるとたちまち「知らない」としらを切る脆い罪人なのです。鶏が鳴くまでに・・・とは、明日の朝を待たずにペイテロがイエス様を裏切るという話です。 先ず、イエス様がペテロのためにいのちを投げ捨て、イエス様御自身がペテロのために贖いの死を遂げなければ、ペテロは自分では何も出来ない無力な存在なのです。ペテロはイエス様に倣って十字架を背負うなどとても無理な話です。ペテロにできることはユダと同じようにイエス様を裏切る事くらいです。 しかし、このペテロがイエス様の十字架の死と復活を経て、聖霊を受けると人間が造り替えられてしまいます。ペテロは死もいとわず、堂々とキリストの復活を証言し、弱さのためにあえいでいる人々にキリストの愛の力を伝えていきました。ペテロの一生はキリストを信じる前の人間と、信じて造り替えられた後の人間をよく表しています。 祝福を祈ります。