今日の聖句10月7日(水)\(^o^)/ わたしは悪しき者の死を喜ぶだろうか─神である主のことば─。彼がその生き方から立ち返って生きることを喜ばないだろうか。 エゼキエル18:23 わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれも闇の中にとどまることのないようにするためです。 ヨハネ12:46 ****************** 今週のテーマ:思慮深くあれ きょうの聖書:ヨブ38:3-7 ヨブ記38章3節〜6節 さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。分かっているなら、告げてみよ。あなたは知っているはずだ。だれがその大きさを定め、だれがその上に測り縄を張ったかを。その台座は何の上にはめ込まれたのか。あるいは、その要の石はだれが据えたのか。 「考えなさい」 ヨブが大きな試練を受けて、3人の友人たちがヨブを慰め励まそうとしてヨブの所に来た時、ヨブは目も当てられないようなみじめな状態に陥っていました。しばらくして、ヨブと友人たちの会話が始まりました。友人たちは、神様は正しいお方だから罪のない人を苦しめることはない、だから、悔い改めて神様の憐れみを求めなさいと助言しました。 しかし、その友人たちとヨブを比べればヨブの方が正しい生活をしていたのです。ヨブ自身、神様に対しても隣人に対しても決して罪は犯してないという自信がありました。友人たちが攻めれば攻めるほどヨブの心は固くなっていきました。エリフという4人目の友達は、神様の全能の力を知り、神様を賛美するように導きましたが、人の言葉はヨブの心を動かしませんでした。 最後に神様がヨブに語り掛けた言葉がきょうの聖書です。帯を締めよとは、力士が締める帯、ふんどしのことです。気持ちを引き締めてしっかり考えて返答しなさいという意味です。神様のヨブに対する質問は、神様が天地を創造した時「あなたはどこにいたのか」という言葉です。とっくりと考えて答えてみよという神様からの挑戦です。 神様はヨブに、自分の人生と自分の立場、自分の正しさと神様の正しさの違い、自分の罪と神様の聖さ、神様の力と自分の無力さなどをじっくり時間をかけて考えなさいと導いているのです。私たちはそういうことを考えないで生活しています。自分は正しいと言って反省しないことは神様に反抗していることなのです。神様が私たちに考える機会を与えてくれた時には十分に考えるようにしたいと思います。 祝福を祈ります。