今日の聖句10月4日(日)\(^o^)/ 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。 箴言3:5-6 ですから、あなたがたは心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。 1ペテロ1:13 **************** 今週のテーマ:思慮深くあれ きょうの聖書:テトス2:1-8 テトスへの手紙2章6節7節8節 若い人には、あらゆる点で思慮深くあるように勧めなさい。また、あなた自身、良いわざの模範となりなさい。人を教えることにおいて偽りがなく、品位を保ち、非難する余地がない健全なことばを用いなさい。そうすれば、敵対する者も、私たちについて何も悪いことが言えずに、恥じ入ることになるでしょう。 「思慮深く」 テトスはギリシヤ人クリスチャンです。当時の異邦人がクリスチャンになるためには割礼を受けることが要求されていましたが、テトスは無割礼のままクリスチャンとして人生を全うしたということで有名です。テトスはパウロの弟子ですがパウロから高い評価を受けていたことも明らかです。 テトスはパウロから地中海のクレタ島に派遣され、クレタ教会の監督として宣教と牧会に励んでいました。パウロはそのテトスにこの牧会書簡を書き送りました。きょうの聖書では思慮深さを教えています。思慮とは、物事をよく考えて判断することです。思慮深いの反対には浅はかとか軽率という言葉があります。 全ての発言には思慮深さが必須です。私たちには牧師として説教し、あるいは信者として証しするという大きな責任があります。それぞれの状況や場面によって話していいことと、話してはいけないこともあります。聞く人の気持ちを配慮して、相手の目をキリストに向けさせるようにすることが肝心です。赦せないという気持ちがあると物事をよく考えて判断することが難しくなります。 私たちには、自分を制し、品位を保ち、慎み深く、信仰と愛と忍耐において健全であることも求められています。牧会は下品であってはならないということだと教えられます。赦され愛されているという気持ちで、思慮深く、品位を保つことが必要です。それは、神様に頼って生きる、という生き方から生まれてくるものです。 祝福を祈ります。