今日の聖句8月14日(金)\(^o^)/ あなたのほかに天では私にだれがいるでしょう。地では私はだれをも望みません。 詩篇73:25 主よ、私たちはだれのところに行けるでしょうか。あなたは、永遠のいのちのことばを持っておられます。私たちは、あなたが神の聖者であると信じ、また知っています。 ヨハネ6:68-69 **************** 今週のテーマ:新しくされる きょうの聖書:創世記32:22-28 創世記32章26節27節28節 その人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」ヤコブは言った。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」その人は言った。「あなたの名は何というのか。」彼は言った。「ヤコブです。」その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」 「信仰の決断」 きょうの聖書は、兄エサウを出し抜いて長子の権を獲得した結果、兄エサウに命を狙われ、母親リベカの実家に身を寄せていたヤコブが20年余りの歳月を経たのち、自分の生まれ故郷であるカナンの地を目指して旅をした時の出来事です。ヤコブは兄が自分に対して攻撃部隊を編成して襲ってくるだろうと想定して用心深く身構えていました。 ガリラヤ湖と死海の中間点近くまで来たとき、ヨルダン川東岸を流れるヤボク川付近で、夜半に(その人と呼ばれる)天使がヤコブに現れてヤコブと格闘が始まりました。互角の戦いが続き、夜明け近くに天使が「わたしを去らせよ。夜が明けるから」と叫びます。ヤコブは「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ」と答えます。 天使がヤコブの大腿骨部を打ってヤコブの力をそぎ、ヤコブにイスラエルという新しい名前を与えって去っていきました。ヤコブとは、「取り代わるもの」という意味で、イスラエルとは、「神は戦士」という意味です。この格闘の結果、ヤコブは神様と共に生きる新しい人ら変えられたのです。ヤコブの格闘は神様の祝福を求める神様との格闘だったのです。  兄の殺意を恐れていたヤコブでしたが、神様の祝福を得て安らかな気持ちで兄エサウとの面会に臨むことができました。自分の過去の罪を清算するには犠牲を払わなければなりませんし、大きな勇気が必要です。私たちも過去の罪を清算し、新しい生活に入るには神様の祝福をいただく「決断」という戦いを勝ち抜く必要があるのです。信仰の決断は日々繰り返されて行きます。 祝福を祈ります。