今日の聖句8月6日(木)\(^o^)/ 私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず私たちの咎にしたがって私たちに報いをされることもない。 詩篇103:10 私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じていますが、あの人たちも同じなのです。 使徒15:11 ***************** 今週のテーマ:神のみこころ きょうの聖書:ローマ1:13-15 ローマ人への手紙1章13節14節15節 私はほかの異邦人たちの間で得たように、あなたがたの間でもいくらかの実を得ようと、何度もあなたがたのところに行く計画を立てましたが、今に至るまで妨げられてきました。私は、ギリシア人にも未開の人にも、知識のある人にも知識のない人にも、負い目のある者です。ですから私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。 「ローマへの宣教」 パウロがローマへ宣教に行きたいと思っている気持ちが書かれています。パウロは人生の最後にローマ帝国への反逆罪に問われてローマ皇帝の前でキリストの復活を証言しました。公の場でのパウロの証言はローマ帝国の公文書として後の時代にまで保存されることになったのです。 ローマ教会がだれによって開拓されたのかは明確にはされていないようです。ペンテコステの当日にエルサレムに来ていたユダヤ人によってキリストの十字架と復活がローマのユダヤ人社会に伝えられていた模様です。ですから、パウロにはローマ教会に福音の一部始終を正確に伝えたいという気持ちが強くあったと思います。それで、ローマ人への手紙が書かれているのです。 パウロはしばしば「負い目」という言葉を使います。それは、パウロが復活のキリストに対面する前に、イエス様を迫害し、イエス様が復活した後は、キリスト教会を迫害するという重い罪を犯していたからです。パウロが犯したこの神様への反逆の罪がパウロの心に負い目となっていたのです。 負い目とはいわば借金のようなものですら、いつか返済しなければならないわけです。それで、パウロは全世界のすべての人にイエス・キリストの十字架と復活による救いを証していかなければならないという強い気持ちがあるのです。キリストを信じて救われた人はみな同じです。自分の罪のために死なれた方の愛によって救われたものとしては、なんとかして、キリストの死の意味を語り告げたく思うのです。 祝福を祈ります。