今日の聖句7月29日(水)\(^o^)/ 私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。 ヨブ1:21 私たちは、何もこの世に持って来なかったし、また、何かを持って出ることもできません。衣食があれば、それで満足すべきです。 1テモテ6:7-8 ***************** 今週のテーマ:助け合い きょうの聖書:エステル8:3-6 エステル記8章4節5節 エステルは身を起こし、王の前に立って、言った。「もしも王様がよろしければ、また私が王様のご好意を受けることができ、このことを王様がもっともだとお思いになり、私のことがお気に召すなら、アガグ人ハメダタの子ハマンが、王のすべての州にいるユダヤ人を滅ぼしてしまえと書いた、あのたくらみの書簡を取り消すように、詔書を出してください。」 「土台は愛と誠実」 エステル記の舞台はペルシャのシュシャン(スサ)という首都です。テヘランの南500kmほどに位置して、ペルシャ湾近くです。その時のペルシャ王はアハシュエロスです。エステルは捕囚となったユダヤ人の娘で、すでに父母は先立っていました。エステルは叔父であるモルデカイに引き取られて養女として育ちました。 エステルはアハシュエロス王の妃候補として王宮に入りました。この時代、アガク人ハマンはペルシャ全土に離散しているユダヤ人を殲滅しようという企てを立てていました。アガク人はアマレク人であり、イスラエルにとっては出エジプトのときからの宿敵となっていました。 モルデカイは誠実な人物であり、エステルと協力してハマンの企てからユダヤ人を救おうと努力しました。すでに王妃になっていたエステルは王のために連夜の大宴会を開き、アハシュエロス王の好意をることができたのです。王様から発言の許可が出たのでエステルは王様の前に進み出て「ハマンが、王のすべての州にいるユダヤ人を滅ぼしてしまえと書いた、あのたくらみの書簡を取り消すように、詔書を出してください」と訴えたわけです。 エステルの願いは聞き届けられ、ユダヤ人は救われました。当然ハマンは処刑されたのです。その背後にはモルデカイのペルシャの国と国王への忠誠があったことと、エステルの国王への深い愛があったことが記されています。私たちの助け合い生活にも愛と誠実は欠かせません。助け合いは愛と誠実という土台の上に築かれるものだからです。 祝福を祈ります。