今日の聖句7月15日(水)\(^o^)/ 人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。 箴言19:21 万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。 1ペテロ4:7-8 **************** 今週のテーマ:清い人は幸い きょうの聖書:ゼカリヤ9:9-10 ゼカリヤ書9章9節10節 娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、ろばに乗って。わたしは戦車をエフライムから、軍馬をエルサレムから絶えさせる。戦いの弓も絶たれる。彼は諸国の民に平和を告げ、その支配は海から海へ、大河から地の果てに至る。 「主を待つ者」 ゼカリヤがエルサレムで預言者として活動したのはB.C.520年頃です。ゼカリヤはバビロン捕囚からの第一次帰還者たちに神様のみことばを語りました。バビロンからの帰還者たちの多くは、バビロンでの異国生活になれてしまい、御父への信仰と礼拝を忘れ、異邦人女性と結婚して選民としての純潔も危うくなっていました。 このような帰還者たちを指導したのはエズラやネヘミヤでした。ゼカリヤにはハガイという預言者仲間がいましたので、この四人でユダヤ人の信仰回復に努力したのです。帰還者たちには帰還できた喜びと共、低く下がってしまった信仰の水準を高めなければならないという問題いとともに、エルサレムの再建に対して近隣の諸民族からの武力での妨害にも対応しなければなりませんでした。 ゼカリヤはこの人たちに「見よ、あなたの王があなたのところに来る」と言って、間もなく救い主が到来すると語って激励したのです。涙をこらえて奮闘する帰還民に「娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ」とエールを送っているのです。イエス様はマタイ伝で「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」と言われました。 キリストの現れを待てる人は純粋な信仰心を持っている人です。心がけがれ、罪の中にある人には「間もなくキリストが来る」という気持ちにはなれないのです。ゼカリヤは「キリストの現れが間近である」と語って帰還民の信仰心を引き上げようとしているのです。私たちも心をきよめられて、熱心にキリストの再臨を待つ者でありたいと思います。アーメン。主イエスよ。速やかに来たりたまえ。 祝福を祈ります。