今日の聖句6月27日(土)\(^o^)/

どうか思い起こしてください。昔あなたが買い取られゆずりの民として贖われたあなたの会衆を。あなたの住まいであるシオンの山を。
詩篇74:2

あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。
2コリント8:9

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今週のテーマ:神の恵みにより
きょうの聖書:使徒9:17-21

使徒の働き9章18節19節20節

サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、食事をして元気になった。サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちとともにいて、ただちに諸会堂で、「この方こそ神の子です」とイエスのことを宣べ伝え始めた。

「目からうろこ」

サウロとはパウロのユダヤ名です。職業はテント職人で生まれつきのローマ市民権保持者です。ベニヤミン族のユダヤ人でもともとパリサイ派に属し、エルサレムで高名な宗教指導者であるガマリエルのもとで聖書を学びました。パウロは熱心なユダヤ教徒の立場から、キリスト教徒を迫害する側にいました。

エルサレムでユダヤ教側からの迫害を逃れてダマスコへ向かっていたクリスチャンを後ろから馬で追いかけて捕縛しようとしていたパウロに復活したイエス・キリストが強い光と共に現れ、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と語り掛け、パウロの目からうろこのようなものが落ちて自分が迫害している相手は神様であることを悟ったのです。

バルナバというキリストの弟子がいてパウロをダマスコのクリスチャン・グループと共に介抱したため、パウロはイエス様を神の子であると証言できるようになったのです。キリスト教会を打ち壊し、クリスチャンを迫害する先頭に立っていた人がキリスト教の指導者になっていくということは神様の恵みとしか言いようがありません。

およそ世界中のすべての人はキリストの敵として生きているのですが、パウロを改心させてキリストのために生きるようにさせた神様は、世界中のすべての人にパウロに与えた恵みを与えてくださいます。私たちもその恵みを受けて今は神の子とされて神様の大きな愛に包まれて生きられるようにされているのです。感謝の一言に尽きることです。

祝福を祈ります。