今日の聖句3月29日(日)\(^o^)/ 私の霊が私のうちで衰え果てたときにもあなたは私の道をよく知っておられます。 詩篇142:3 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。 2コリント1:4 ***************** 今週のテーマ:神の裁き きょうの聖書:マタイ20:20-23 マタイの福音書20章23節 イエスは言われた。「あなたがたはわたしの杯を飲むことになります。しかし、わたしの右と左に座ることは、わたしが許すことではありません。わたしの父によって備えられた人たちに与えられるのです。」 「私の罪のために」 来週の4月5日(日)はイエス様がエルサレムに入城される棕櫚の日曜日になります。イエス様の御受難の日が近づいてきています。今日の聖書もイエス様が弟子たちに受難を予告した直後の出来事です。弟子たちはイエス様が受難したのち天の栄光の位につくことを知らされていました。 イエス様の受難は世界の罪びとの身代わりに神様からの刑罰を受けるということです。罪びとに対する神の裁きを受けるのですからその苦しみは計り知れません。ところが、弟子のヤコブとヨハネ兄弟の母親がイエス様の所に来て、イエス様が天の王座に着座される時、息子のヤコブとヨハネを左右に座らせてくださいと頼んだのです。 この女性の厚かましさはひどいものだと思います。その罪は自己中心です。イエス様が身代わりになって背負う人間の罪とはこの自己中心という罪なのです。この女性はイエス様が自分と息子たちの身代わりになって十字架で死ぬのだということを全く理解していません。およそ人間とは自分の罪に気付かないものです。 私たちもこの女性と同じように自分と自分の家族の名誉と幸福を最優先にして、イエス・キリストが成し遂げようとしている世界の救いに無頓着であるのかもしれません。せめて、自分の自己中心性を深く自覚し、キリストの身代わりの死を自分のためだったと受け止めさせていただかなければならないと教えられます。 祝福を祈ります。