今日の聖句3月28日(土)\(^o^)/ 主を恐れる者と御恵みを待ち望む者とを主は好まれる。 詩篇147:11 だれでも神のみこころを行う人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。 マルコ3:35 ***************** 今週のテーマ:十戒 きょうの聖書:創世記20:1-6 創世記20章6節 神は夢の中で彼に仰せられた。「そのとおりだ。あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている。それでわたしも、あなたがわたしの前に罪ある者とならないようにした。だからわたしは、あなたが彼女に触れることを許さなかったのだ。」 「全き心」 アブラハムは神様から「わたしが示す地へ行きなさい」という命令を受けて、今のイラクにあったウルを出て、父親であるテラの故郷へ行きました。神様が示す地が分からないまま南下して、カナンを通過し、今のイスラエルの南部の海沿いの地域に達しました。そこはゲラルと呼ばれ、勇敢なアビメレク王に治められていました。 アブラハムは妻であるサラがとりわけ美人だったため、アビメレク王に襲われて妻も奪われるのではないかと案じ、サラを妹であると偽ってアビメレク王に貢いでしまいました。事実アブラハムとサラは母親の異なる兄妹でした。サラ自身もアブラハムを兄と呼んでいたのでアビメレクはサラを妻として召し入れたのです。 その夜神様がアビメレクに現れて、サラはアブラハムの妻だから結婚してはいけないと告げたのです。アビメレクはアブラハムとサラが夫婦であることを知らなかったので自分は潔白で罪はないと申し立てました。神様はアビメレクに「あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている」と理解を示し、アビメレクとアブラハムそしてサラを守りました。 アビメレクの心のきよさが三者を守ったのです。全き心とはきよい心であり、潔い動機で生きている人の心です。清潔という言葉があり、信仰の世界では聖潔という言葉も使われています。自ら進んで十戒を守り、潔く、きよい心を維持して生きて行きたいと教えられます。新コロナ対策も手の清潔が肝心だと言われています。 祝福を祈ります。