今日の聖句3月11日(水)\(^o^)/ 私ネブカドネツァルは目を上げて天を見た。すると私に理性が戻ってきた。私はいと高き方をほめたたえ、永遠に生きる方を賛美し、ほめたたえた。 ダニエル4:34 わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。 マタイ11:29 ***************** 今週のテーマ:新しい教え きょうの聖書:マタイ5:38-42 マタイの福音書5章38節39節40節 『目には目を、歯には歯を』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい。あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着も取らせなさい。 「裁きは神様のもの」 目をつぶされたら、加害者の目をつぶし返せ。歯を折られたら加害者の歯を折って復讐せよ。という意味だと思っている人が大勢いますが意味は違います。イスラエル人でも異邦人でも、人身事故なら人身事故の法律を適用して罰金を納めさせ、窃盗罪なら窃盗罪を裁く法律を適用して罰金を払わせなさい、そういう意味で「目には目で、歯には歯で」と言い表されているのです。 ところが、「目には目、歯には歯」を間違えて理解している人が大勢いるのです。仕返しをしてもよいと言え考え方です。今の社会でもやられたらやり返しすのが正当だと考えている人がいます。起きた問題は法律の専門家である裁判官の裁定に委ねて解決するのが本筋であり、個人的に復讐してはいけません。 その実例としてイエス様は「あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい」が上げられています。意味もなく頬を打たれた場合、打った人は法律が裁くので打たれた人が私的な恨みから直接仕返しをしてはいけないのです。受けた被害は最終的には神様が裁き、犯罪者には神様からの処罰が下るのです。 イエス様の教えは「ほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい」(コロサイ3:13)です。赦すということが最高の正義であり、赦すということが最高の善なのです。裁きは神様のものです。イエス様は十字架で最高の善を完成させて天の御国へ帰られました。 祝福を祈ります。