今日の聖句11月2日(土)\(^o^)/ 人を中傷して回る者は秘密を漏らすが、霊が忠実な人は事を秘める。 箴言11:13 テモテよ、委ねられたものを守りなさい。そして、俗悪な無駄話や、間違って「知識」と呼ばれている反対論を避けなさい。 1テモテ6:20 **************** 今週のテーマ:天国のたとえ きょうの聖書:ルカ19:11-27 ルカの福音書19章12節〜15節 イエスはこう言われた。「ある身分の高い人が遠い国に行った。王位を授かって戻って来るためであった。彼はしもべを十人呼んで、彼らに十ミナを与え、『私が帰って来るまで、これで商売をしなさい』と言った。一方、その国の人々は彼を憎んでいたので、彼の後に使者を送り、『この人が私たちの王になるのを、私たちは望んでいません』と伝えた。さて、彼は王位を授かって帰って来ると、金を与えておいたしもべたちを呼び出すように命じた。彼らがどんな商売をしたかを知ろうと思ったのである。 「十ミナのたとえ」 11節から27節のたとえ話は、人々がキリストがエルサレムに入って王国を建てるだろうと考えていることの誤りを正すために語られたものです。当時は、貴族や領主などがローマに行って皇帝から王国を建てる権威を授かって帰国するということが普通だったようです。 11節の身分の高い人とはキリストのことで、遠いところとは、天国を意味しています。王位を授かって戻るとは、キリストが十字架と復活ののち天に昇って、神の国の王位を受けて再臨することを指しています。十ミナを預かった僕はキリストの弟子です。 商売をしなさいとは、再臨の日までキリストから受けた恵みと賜物をもって主に仕えなさいというクリスチャンに向けた命令です。「この人(キリスト)が王になるのを私たちは望んでいません」という人たちは、キリストを受け入れず、律法主義に固まったユダヤ人のことです。 私たちは恵みと賜物をいただいていますが、これを活用して伝道と証をし、また、奉仕と善行に励まなければならない立場です。悪い僕のように受けた恵みを隠しておいてはキリストが再臨するときには叱られることになります。祈れる人は祈りで、ささげる人は捧げもので、証できる人はあかしで、それぞれ自分のできることでキリストに仕えて生きてゆきなさいという命令です。 祝福を祈ります。