今日の聖句10月29日(火)\(^o^)/ むなしい偶像に心を留める者は、自分への恵みを捨てます。 ヨナ2:8 だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。 マタイ6:24 **************** 今週のテーマ:天国のたとえ きょうの聖書:マタイ13::31-33 マタイの福音書13章31節32節33節 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種のようなものです。それを取って、畑に蒔くと、どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」イエスは、また別のたとえを話された。「天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。」 「種の力」 イスラエルの「からし」は成長すると3〜4メートルにもなる木です。その種のサイズはゴマの二十分の一位です。とても小さい物の例えにされます。畑にまく種の中で「からし種」はどれよりも小さいのに、畑のどの野菜よりも大きくなるということをこの譬えを聞いている聴衆はよく分かっているのです。 からし種は天の御国の譬えとしては、世界の諸国がそこに望みをかけ、その中に入ってくる世界的な広がりになることを表しているわけです。イエス様と極小人数の弟子団から出発した神の国は、今やまさに全世界に拡大されました。私たちの小さな群れもそのように多きく成長するのです。 一方、パン種すなわちイースト菌は、聖書では多くの場合、悪影響の比喩として用いられています。しかし、ここではどこにあるかも分からないパン種が、パン生地全体に影響を及ぼし、全体をふくらませる力があるということが話の中心です。イースト菌が生地全体を柔らかく変質させることが特に強調されています。 パン種は内側の変質をもたらす天の御国の特徴を示す譬えとして用いられています。私たちの心は私たちの心に住む、神様、聖霊によって変えられていきます。「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」(ガラテヤ5:22-23)にあるように私たちの心と信仰は成熟していくものなのです。からし種やパン種のような力を持つ天の御国の力を信じることこそ信仰成長の源です。 祝福を祈ります。