今日の聖句9月17日(火)\(^o^)/ あなたが造った神々はどこにいるのか。あなたのわざわいのときには彼らが立って救えばよい。 エレミヤ2:28 イエスは・・・、風と湖を叱りつけられた。すると、すっかり凪になった。 マタイ8:26 **************** 今週のテーマ:いやしの力 きょうの聖書:マルコ5:25-34 マルコの福音書5章25節〜29節 十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。 「イエス様への大きな期待」 この女性は名前では呼ばれず「長血の女」とあだ名されていました。12年もの間、命そのものというべき血液を造っては流し造っては流していた生ける屍のような人でした。治療費で財産を失ったばかりか、悪くなる一方だったということです。 レビ記15章の規定から、病気のために「汚れている」と見なされ、経済的にも行き詰まり、社会生活、宗教生活からも隔離され、事実上絶望状態にありました。それが12年間続いていたのです。その滅びの状態からから丸ごと完全に救ってくださるイエス様です。 もう一つの問題は、後ろからついて、こっそり着物の房にさわり、黙って立ち去ろうという、ずるい心がありました。しかし、イエス様はさわったのは誰かと尋ねています。この女性に信仰を告白させ、感謝の証をさせるまで女性を見つめているイエス様の姿があります。イエス様は最後に「あなたの信仰があなたを救ったのです」と言ってこの女性の信仰を高く認めてくださいました。 女性の出血の有無という微妙な事柄はここで証言しなければ、後になっては誰にも信じてもらえなくなります。健康は取り戻せても、社会的、宗教的断絶からは解放されません。だからイエス様は女性に尋ね、公衆の面前で全面的にすくい上げてくださったのです。私もこの女性のように大きな期待を持ってイエス様を礼拝したいと思います。 祝福を祈ります。