今日の聖句8月22日(木)\(^o^)/ 虐げとさばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことか。彼が私の民の背きのゆえに打たれ、生ける者の地から絶たれたのだと。 イザヤ53:8 あなたがたは、罪人たちの、ご自分に対するこのような反抗を耐え忍ばれた方のことを考えなさい。あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないようにするためです。 ヘブル 12:3 **************** 今週のテーマ:平和を求めよ きょうの聖書:ローマ16:17-20 ローマ人への手紙16章17節18節 兄弟たち、私はあなたがたに勧めます。あなたがたの学んだ教えに背いて、分裂とつまずきをもたらす者たちを警戒しなさい。彼らから遠ざかりなさい。そのような者たちは、私たちの主キリストにではなく、自分の欲望に仕えているのです。彼らは、滑らかなことば、へつらいのことばをもって純朴な人たちの心をだましています。 「パウロの警告」 ローマ教会はユダヤ人クリスチャンと異邦人クリスチャンによって組織されていた教会でした。異邦人にはキリストを信じるだけで救いが与えられると語られていましたが、ユダヤ人は先祖代々モーセの律法を守れという指導が繰り返され、割礼を受ける習慣があり、それはまた義務でもありました。 分裂とつまずきをもたらすものとは、異邦人クリスチャンに対して洗礼を受けるだけでなく、割礼を受けなければ救われないと主張する人たちのことです。福音の真実は、イエス・キリストを信じることによって救われるということですから、割礼問題は教会内に分裂とつまずきを引き起こす可能性があったのです。 私たちが求めるべきは、愛と平和であり、一致と協力です。教会は地上におけるキリストの体ですから、これを分裂させることはキリストに対する最大の罪に当たります。パウロの最大の仕事の一つがこの二つの信者の群れを一つにして教会の一致と協力を確立するということでした。 教会を立て上げていくためには、本来はどうあるべきか、聖書にはどのように教えられているか、イエス・キリストは何と言ったか、という信仰の基盤を明確にすることが大事です。わき道にそれ、重要でない問題にとらわれるから分裂とつまずきが起こるのです。私たちもパウロの警告を聞き、異端的なものに騙されないように注意しなければなりません。 祝福を祈ります。