今日の聖句7月13日(土)\(^o^)/ 「わざわいだ。いつまでなのか。自分のものでないものを増し加え、その上に担保を重くする者」 ハバクク2:6 「どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。人があり余るほど持っていても、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」 ルカ12:15 **************** 今週のテーマ:神の宮を預かる者 きょうの聖書:ローマ12:3-21 ローマ人への手紙12章3節4節5節 私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがた一人ひとりに言います。思うべき限度を超えて思い上がってはいけません。むしろ、神が各自に分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深く考えなさい。一つのからだには多くの器官があり、しかも、すべての器官が同じ働きをしてはいないように、大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。 「一つのからだ」 私たちが教会生活をする中で大事なことは、へりくだって謙遜になりお互いに相手の存在を高く評価して尊敬することです。これは、教会や信仰に限らず、人が社会で生きていくうえで大事なこととして踏まえていなければならない重要なテーマです。思い上がることは時々あるにしても限度があると言われています。 神様はすべての人に制限を与えています。その人がどれほど優秀であっても限度があり、有能であっても全能ではありえないのです。私たちはお互いに助け合うことによってのみ幸福な人生が送れるというものです。ですから自分の限度をわきまえて、仲間の持っている力を大いに発揮してもらえるように自分の言動を慎むのです。 慎み深く考えるという言葉は、健全な思いに至るように考えるという意味です。昔の聖書翻訳者に「考える」という言葉を「重んずる」と訳した人がいました。重んずるという言葉は、単に考えるとか心の中で思う以上に、健全な思いで生きることを常日頃から習慣にするという風に受け止められます。 どのように考え、どのように行動することが一番良いことなのかを求めて生きていく習慣が身についたら素晴らしいと思います。そこには、自分の気持ちや欲望を優先する隙間はありません。教会をより良く成長させるために何が必要なのかを考え、様々な能力のある仲間に協力してもらうことが大事だということです。 祝福を祈ります。