今日の聖句7月2日(火)\(^o^)/ 私の心を悪に向けさせず不法を行う者たちとともに悪い行いに携わらないようにしてください。 詩篇141:4 悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。 ロ―マ 12:21 ***************** 今週のテーマ:教会の秩序 きょうの聖書:1コリント14:13-19 コリント人への手紙第一14章18節19節 私は、あなたがたのだれよりも多くの異言で語っていることを、神に感謝しています。しかし教会では、異言で一万のことばを語るよりむしろ、ほかの人たちにも教えるために、私の知性で五つのことばを語りたいと思います。 「教会での異言」 パウロは教会内での「異言」の問題について、丁寧に、説明を続けています。自分の語っている言葉を自分で理解も判別もできない「異言」という出来事は、それがどんなに長く継続されても、それは教会の益とはならず、むしろ、教会にやってきた信仰の浅い人や信者でない人たちにとっては「つまづき」になる可能性があるのだとパウロは言います。 しかし、「預言」の賜物が行使され、神様から託されたメッセージを含む言葉が理解可能な形で提示されたら、人々は悔い改めたり、礼拝の心が起こったりするようになるだろうと語っています。そもそも、言葉は相手に伝わらなければ意味がないのです。 異言そのものについてパウロは否定していないのですが、教会においては、理性で判別できる「教え」こそ重要なものだというのがこの段落の結論です。そこに集まる人たちの「つまずき」となるものを置かず、悔い改めや礼拝の心が培われるような状況をしっかり維持する努力をコリントの人たちに求めているのです。 異言だけでなく、教会で行われる行事に関しても、誰のことを考えながら、この行事が実行されているのか、それは人を立てあげるためのものになっているか、それとも自分を満足させるためだけのものなのか、そういう吟味をパウロは大切にすべきだと教えているのです。 祝福を祈ります。