今日の聖句4月23日(火)\(^o^)/ 主は御民をかばい、主のしもべらをあわれむ。 申命記32:36 あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。 ルカ18:8 **************** 今週のテーマ:復活の福音 きょうの聖書:1コリント15:12-19 コリント人への手紙第一15章13節14節 もし、死者の復活がないのなら、キリストも復活されなかったでしょう。そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。 「死者の復活」 コリントの教会の中に「死者の復活などない」と考え、それを主張している人たちがいたようです。パウロは、神は死を完全に支配しており、死は必ず乗り越えられるものとして教えています。神の前で、私たち人間の肉体の死は、すべての終わりではないのだとパウロは主張しているのです。 キリストの十字架の死を事実として信じることは難しくはありません。人は誰でも死ぬからです。しかし、初代教会の時代から、キリストは、神の御子であり、救い主なので「死に束縛されたままではありえない」という信仰がありました。死に束縛されたままではあり得ないとすれば、よみがえるというシナリオが残ります。 12使徒でさえ、信じることが難しいものでした。復活のキリストに出会ったという女性の報告を聞いても真剣に取り扱っていませんし、そんなことあり得ないと言わんばかりの態度でした。ですから、復活という出来事を信じることは、決して簡単なことではないのです。 パウロは、自分の歴史の中で、よみがえったキリストと出会い、劇的な信仰の転換を経験しています。パウロにとっては、否定できない大事な出来事であり、自分を変えてくださったのは、復活したキリスト以外にいないと信じているのです。彼にとっては、それ以外を信じることのほうが難しかったかもしれません。 祝福を祈ります。