今日の聖句3月15日(金)\(^o^)/ 主はこう仰せられる。公義と正義を行い、かすめられている者を、しいたげる者の手から救い出せ。在留異国人、みなしご、やもめを苦しめたり、いじめたりしてはならない。 エレミヤ22:3 光の子どもらしく歩みなさい。─光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです─ エペソ5:8-9 ***************** 今週のテーマ:二つの道 きょうの聖書:2列王記21:19-26 列王記第二21章19節20節 アモンは二十二歳で王となり、エルサレムで二年間、王であった。彼の母の名はメシュレメテといい、ヨテバの出のハルツの娘であった。彼は、その父マナセが行ったように、主の目の前に悪を行った。 「アモンの実例」 これは、ユダの王アモンの実例です。父親は悪名高いマナセ王で、子どもは晩年にいたって悔い改めましたが、エルサレムの滅亡に手遅れになったヨシヤ王です。アモンの治世はBC.640年頃の僅か2年間でした。家臣に謀反を起こされて神殿の中で殺害されてしまいました。 北イスラエル王国では王位が世襲されることはまれで、殆ど謀反で王が殺されたり追放されたりしていますが、南ユダ王国ではダビデの子孫が王位を継承し続けていました。それでも神様の目に余る偶像礼拝があからさまに行われたときにはアモンのように処罰されることもあったのです。 目に余る偶像礼拝とは、エルサレムの神殿の中に、アシュタロテとか、ダゴンとか中近東の偶像そのものが持ち込まれてしまったほどだということです。それは言ってみればキリスト教会の礼拝堂の中にお釈迦様の大仏を飾って拝むようなことだったのです。 アモンを殺した謀反人たちはエルサレムの市民によって殺され、幼い八歳のヨシヤが王位を継ぎました。ダビデの子孫への祝福の約束と、神様のみことばに従わない者への呪いの約束は現実にそして確実に実行されたのです。この様に僅か二年で罰せられたアモンの実例は忘れられてはならないものです。 祝福を祈ります。