今日の聖句2月27日(水)\(^o^)/ わたしは失われたものを捜し、迷い出たものを連れ戻し、傷ついたものを包み、病気のものを力づける。わたしは、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは正しいさばきをもって彼らを養う。 エゼキエル34:16 あなたがたはどう思いますか。もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。 マタイ18:12 **************** 今週のテーマ:貧しいものと富める者 きょうの聖書:ヤコブ2:1-9 ヤコブの手紙2章1節〜4節 人をえこひいきしてはいけません。あなたがたの会堂に、金の指輪をはめ、りっぱな服装をした人が入って来、またみすぼらしい服装をした貧しい人も入って来たとします。あなたがたが、りっぱな服装をした人に目を留めて、「あなたは、こちらの良い席におすわりなさい」と言い、貧しい人には、「あなたは、そこで立っていなさい。でなければ、私の足もとにすわりなさい」と言うとすれば、あなたがたは、自分たちの間で差別を設け、悪い考え方で人をさばく者になったのではありませんか。 「えこひいき」 今日の聖書では、えこひいきが禁じられています。教会内で金持ちを優遇して上席へ案内し、貧しい人を差別して入口に座りなさいという扱いをしてはいけないと教えられています。ここでは、えこひいきをし、差別をすることは、悪い考え方で人をさばく者になったということだと言われています。 ヤコブは、神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富む者とし、神を愛する者に約束されている御国を相続する者とされたではありませんか。教会を迫害し、クリスチャンを牢に追い込んでいるのは金持ちではないかと言い、貧しい人たちの信仰を妨げてはいけないと語っているのです。 そして、聖書に従って、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」という最高の律法を守るなら、あなたがたの行いはりっぱですと訴えて、平等の根拠は神様の愛であることを明確にしています。ヤコブはキリストへの信仰と信仰による愛の行いを重要視しています。 私たちの教会では貧富による差別は存在しませんが、時として、経済力のある人の発言が教会の意思を決定してしまうようなことが起こらないとも限りません。経済力に限らず、大声で意見をまくしたてる人がいると正義が隠されてしまうこともあり得ます。教会では聖書が基準になり、祈りの中で神様に物事を決定していただくという姿勢が欠かせません。 祝福を祈ります。