今日の聖句9月30日(日) 苦しみのうちから、私は主を呼び求めた。主は、私に答えて、私を広い所に置かれた。 詩篇118:5 私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。 エペソ3:12 ***************** 今週のテーマ:主人としもべ きょうの聖書:コロサイ3:22-4:1 コロサイ人への手紙3章22節23節24節 奴隷たちよ。すべてのことについて、地上の主人に従いなさい。人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れかしこみつつ、真心から従いなさい。何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心からしなさい。あなたがたは、主から報いとして、御国を相続させていただくことを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです。 「良い関係が宝もの」 聖書は奴隷制度が存在することを大目に見ているわけでもなく、奴隷であることを勧めているわけでもありません。パウロはここですべての人間関係の上にキリストが超越的に臨在していることを説明しているのです。今の日本社会には奴隷は居ませんので、企業の従業員の立場に代えて考えることができるかもしれません。 パウロは奴隷たちに彼らの所有者がキリストご自身であることを自覚して熱心に働くことを命じています。出勤して労働することをいやいやながらにしている人は多いと思いますが、救われたクリスチャンは、自分が神様によって造られたものであり、自分の所有者であるキリストのために働くという気持ちを持っています。 雇い主のために働くという人はいるかもしれません。多くの人は賃金が目当てで働いているでしょう。それで良いのですが、それに加えて、キリストのために生き、キリストのために働くという気持ちが湧いてくると人生は楽しいです。私たちが働くということによってイエス様に喜んでもらえるとはなんと幸いなことでしょう。 4章1節では、奴隷の所有者である主人に向けて「奴隷に対して正義と公平を示しなさい」と厳しく命令されています。テレビなどで、不況に陥った会社が従業員を一人も解雇しないで不況を乗り越えた後、社員を大事にした会社にて対して社員が誠実に働き、業績を急成長させている例が報じられています。良い関係が宝です。 祝福を祈ります。