今日の聖句9月26日(水)\(^o^)/ 主があなたのわきにおられ、あなたの足がわなにかからないように、守ってくださるからだ。 箴言3:26 私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。 ローマ8:37 **************** 今週のテーマ:結婚 きょうの聖書:1コリント7:10-16 コリント人への手紙第一7章10節11節 次に、すでに結婚した人々に命じます。命じるのは、私ではなく主です。妻は夫と別れてはいけません。―もし別れたのだったら、結婚せずにいるか、それとも夫と和解するか、どちらかにしなさい。―また夫は妻を離別してはいけません。 「離婚について」 当時の社会では男性が圧倒的に優位な立場にあったので、些細なことを理由にして離婚することができたようです。結婚相手がキリスト教を信じていないからということで離婚しようとしている男性もいたようです。パウロは相手が一緒にいたいと願っているのであれば、離婚してはいけないと述べ、その前の文章でも別れてはいけないと語っているので、パウロの基本的な姿勢は離婚について消極的です。 しかし、大変興味深いのは、信者である夫、または信者である妻の存在ゆえに、信者でない伴侶が聖なるものとされているという14節の発言です。この人たちに対して、あなたがイエス・キリストを信じたことで、他の家族が明確に信仰を告白していなくても、すでに神の祝福が届いているという考えはとても大事です。 ただし、相手が信仰に反対し、出て行くというのであれば、それはそれで去るに任せなさいとパウロは言っています。何が何でも絶対に離婚は禁止だというのではありませんが、当時の社会の中で実行されていた安易な離婚に対してパウロはノーと言っているのです。 子供のことも配慮し、パウロは丁寧に言葉を選んで発言しています。双方にそれぞれ言い分はあるのでしょうが、冷静に判断し、婚姻関係の枠の中で解決できるなら、そのほうが離婚するよりも好ましいとパウロは考えているようです。結婚は私たちの人生で最も尊重されなければならないことなのです。 祝福を祈ります。