今日の聖句8月6日(月)\(^o^)/ 幸いなことよ。弱っている者に心を配る人は。主はわざわいの日にその人を助け出される。 詩篇41:1 互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。 ガラテヤ6:2 ***************** 今週のテーマ:地上に平和を きょうの聖書:エペソ2:11-17 エペソ人への手紙2章14節15節16節 キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。このことは、二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて、平和を実現するためであり、また、両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。 「完全平等」 キリストが廃棄した敵意とは、ユダヤ教の律法主義だと教えています。ユダヤ人を選民と呼び、神様の恵みを独占していたと思われていたのです。キリストによって律法主義が否定されたので異邦人と呼ばれて、神の国には部外者のように扱われていた人々が神様の恵みの世界に入れたのです。 この言葉は、当時の社会における異邦人にとって、どれほど大きな喜びだったでしょう。ユダヤ人から蔑視されていた異邦人クリスチャンに対する大解放の宣言です。自分とは、まったく関係なかった世界、自分には関係ないと思われていた救い、異邦人たちにとっては、欲しくても手を出すことができないものと感じていたと思います。 今まで入手不可能、絆(きずな)不成立で当然だと思っていた、神との関係や恵みによる救いが異邦のクリスチャンたちにも提供されているとパウロは教えたのです。このメッセージは、異邦人社会にとっては、まさに希望の言葉だったと思います。14節で「キリストこそ私たちの平和であり」とパウロは断言しました。 神と人間との間の平和ばかりでなく、律法主義がもたらした異邦人とユダヤ人という差別も撤廃し、一つの礼拝堂で同じ神様を礼拝することにより敵意も取り除いてくださったのだということです。神様の御前ではすべての人が完全平等に愛と救いが与えられるのです。 祝福を祈ります。