今日の聖句6月27日(水)\(^o^)/ あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。 出エジプト20:16 兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。 ガラテヤ6:1 ******************** 今週のテーマ:信徒の交わり きょうの聖書:使徒6:1-7 使徒の働き6章1節2節3節 弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。 「和解の提供」 エルサレム教会にギリシヤ語を使うユダヤ人と、ヘブル語を使うユダヤ人の二つのグループがあり、それぞれの間に苦情が申し立てられました。苦情が申し立てられる前には、かなりの不満がたまっていたでしょう。そこで食料を平等に分配する係が作られ人材が配置されました。 食料分配奉仕者たちは食料を平等に分配し、ないがしろにされていた人たちも十分食べることができたものと思われます。しかし、クリスチャンの奉仕とは食料を平等に配ればそれでお終いでしょうか。満腹したからといっても争いが終わらないことはしばしばあることです。 この7人の奉仕者達は分配という仕事を通してギリシヤ語を話すユダヤ人とヘブル語を話すユダヤ人の関係を修復し溝を埋め、教会の中に一致を生み出したのです。関係修復の方が奉仕の中身なのです。神様はキリストの十字架によって世界に和解を提供したのです。 使徒たちは宣教という形で神様と人間の関係修復に、弟子たちは教会内の人間関係の修復に尽力しました。教会内の奉仕で信者同士が仲違いしては本末転倒と言うことです。私たちも神様と人々の関係修復と、人間同士の関係修復、そして自分の家族と自分の仲間たちの間にあるヒビや亀裂を埋める働きをするクリスチャンとならせて頂きたいと思います。 祝福を祈ります。