今日の聖句4月4日(水)\(^o^)/ あなたは私の助けでした。御翼の陰で、私は喜び歌います。 詩篇63:7 神から生まれた方が彼を守っていてくださるので、悪い者は彼に触れることができないのです。 1ヨハネ5:18 ******************* 今週のテーマ:復活の信仰 きょうの聖書:1コリント15:1-11 コリント人への手紙第一15章9節10節 私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。 「神の恵み」 パウロの自己紹介が書かれています。自分は教会の迫害者であり、本来、使徒などと呼ばれる値打ちのない者だけれど、神の恵みによって立てあげられてきたのだと告白しています。これは、まさにパウロの実感であり、パウロの実体験です。パウロは復活を信じることができなかったのでが、神様の恵みによって信じることができたのです。 「恵み」とは、善行の報酬としていただくものではなく、神からの一方的な賜物として与えられる神の善意、いつくしみ、祝福です。パウロは自分の働きの原動力は、「神の恵み」であり、自分の人生の土台は「神の恵み」だとしてます。私たちもパウロが受けた恵みと同じ恵みを受けているのです。 「神の恵みによって、今の私になりました。」と、パウロは述べています。ここに、謙遜なパウロを見ることができます。卑屈にならず、冷静な判断をしながら、今の自分があるのはまさに「神の恵み」によるなぁと告白できる心はとても麗しいものだと思います。 私は、いろいろな仕事をしてきましたが、牧師的な使命感や生き方は変わっていないことに最近気がつきました。説教者、牧師と呼ばれ、その役目をかろうじて果たしつつ、すでに43年も経ちました。これはただ、神の恵みがあるからこそ、継続させていただけていることなのだと思います。 祝福を祈ります。