今日の聖句3月31日\(^o^)/ 主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。 イザヤ30:18 まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえらなければならない、と言われたでしょう。 ルカ24:6-7 ***************** 今週のテーマ:十字架への道 きょうの聖書:マタイ27:57-66 マタイの福音書27章57節〜60節 夕方になって、アリマタヤの金持ちでヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子になっていた。この人はピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願った。そこで、ピラトは、渡すように命じた。ヨセフはそれを取り降ろして、きれいな亜麻布に包み、岩を掘って造った自分の新しい墓に納めた。墓の入口には大きな石をころがしかけて帰った。 「埋葬」 イエス様の死亡が確認され、弟子たちを含めて人々が散っていった後の事です。エルサレムへ来てユダヤ議会(サンヘドリン)の議員になっていた金持ちのクリスチャンであるヨセフが登場します。この人が「彼は富む者とともに葬られた」というイザヤ53章9節の預言を実現してキリストを埋葬しました。アリマタヤという町はエルサレムとサマリヤの中間地点で地中海側によった所にあったユダヤ人の町です。 エルサレムには貧しい人のための共同墓地や囚人用の墓地も在りありましたがイエス様はそこに投げ込まれることはありませんでした。堂々とした個人の墓、それも「新しい」「金持ち用」の墓に埋葬されたのです。これも旧約聖書で予言されたとおりになりました。 イエス様の遺体は、傷口は奇麗に洗われ、ヨセフが買ってきたきれいな新しい亜麻布で包まれました。せっぱ詰まった状況を考えるとこのような遺体のお化粧は異例なほどです。亜麻布を裂いて死体に巻き付けるときニコデモは3s余の没薬と沈香を混ぜたものを一緒に巻き込んでいます。 これほど入念な埋葬の記事は聖書全体の中でもソロモン王の息子アサ王の葬式以外にはありません。マタイが使ったアリマタヤのヨセフの肩書きは「金持ち」という言葉でした。豪華に贅沢にイエス様は「ユダヤ人の王」として埋葬されたのです。苦難のメシヤが神の栄光に輝く復活を予想される埋葬でした。慰められる記事です。 祝福を祈ります。