今日の聖句3月9日(金)\(^o^)/

主よ。あなたの目は、真実に向けられていないのでしょうか。
エレミヤ5:3

使徒たちは主に言った。「私たちの信仰を増してください。」
ルカ17:5

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今週のテーマ:荒野の道
きょうの聖書:イザヤ35:1-10

イザヤ書35章1節2節3節

荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、サフランのように花を咲かせる。盛んに花を咲かせ、喜び喜んで歌う。レバノンの栄光と、カルメルやシャロンの威光をこれに賜るので、彼らは主の栄光、私たちの神の威光を見る。弱った手を強め、よろめくひざをしっかりさせよ。心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」

「主の栄光」

荒野と砂漠には水がありません。そこには木も草も生えることはなく、不毛の土地です。イスラエルの南部にはユダヤ砂漠が広がり、シナイ半島はほぼ全域が砂ばかりの土地です。神様はイザヤを通して荒野と砂漠を樹木や草花の生い茂る豊かな土地に変えると宣言しているのです。

イザヤには、ユダヤ人の心はあたかも荒野のような状態であり、ユダヤ人の存在は神の民と呼ばれながらも、神様の御前に全く実りのない有様に見えているのです。しかし、神様はイザヤに救い主が登場し、救いの技を成し遂げる時には選民であるユダヤ人は選民として芽を出し、花を咲かせ、豊かに実を結ぶと告げたのです。

ユダヤは偶像礼拝にふけったため、政治も経済も軍事力も衰えつつます。そのような中で神様は「弱った手を強め、よろめくひざをしっかりさせよ」と言い、「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる」と語って、信仰心を奮い立たせるように激励しています。

キリストによる救いを受ける前の私たちは滅亡寸前のユダヤのような状態であり、潤いもなく、何の実りも期待できずに絶望していたのですが、イエス様の救いを受けてみずみずしい心を与えられ、日々キリストの愛の注ぎを受けて生きられるようになりました。キリストの救いは神様の栄光の現れです。

祝福を祈ります。