今日の聖句12月30日(土) 主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。 詩篇103:17 私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。 ヨハネ1:16 ****************** 今週のテーマ:喜びのおとずれ きょうの聖書:へブル1:1-6 へブル人への手紙1章1節2節3節 神は、むかし父祖たちに、預言者たちを通して、多くの部分に分け、また、いろいろな方法で語られましたが、この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。神は、御子を万物の相続者とし、また御子によって世界を造られました。御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。また、罪のきよめを成し遂げて、すぐれて高い所の大能者の右の座に着かれました。 「罪のきよめを成し遂げて」 へブル人への手紙は著者が明らかではありません。そして、ユダヤ人クリスチャンの子供たちである2世にあてて書かれた手紙です。一般のユダヤ人たちは旧約聖書を読んで受け入れていてもイエス・キリストは信じませんでした。クリスチャン2世たちは聖書知識の乏しさからユダヤ教に戻ろうとしていました。 へブル人への手紙はイエス・キリストこそが永遠の命を与える唯一の救い主であることを読者に強く訴えているのです。罪の赦しと魂のきよめを受けるにはイエス・キリストの十字架に頼る以外に手段がないことを教えています。 心の汚れた人の特徴は自分の言動を善だと信じて神様の御心に背く生き方をしています。自分が罪を犯しているということに気が付かないのです。ですから自分から進んで心のきよいい人になろうとはしません。そういう人が自分の自分の自己中心という心の汚れに気づいてきよめを求めるときにはキリストの十字架に頼る以外に道はなくなるのです。 動物を犠牲にするきよめは効果がないことはだれにもわかることです。神様の御子イエス・キリストの犠牲だけが人の罪を赦し人の心を罪から解放してきよめる力があるということです。自分の罪のために地獄行きに決定されてしまっていた私たちはイエス・キリストによってきよめられた証人として立ち上がらなければなりません。 祝福を祈ります。