今日の聖句12月28日(木) エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。 イザヤ11:1 しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。 ガラテヤ74:4 ******************* 今週のテーマ:喜びのおとずれ きょうの聖書:イザヤ11:1-5 イザヤ書11章1節~4節 エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。 「救い主による贖い」 イザヤ書の中心命題は「救い主による贖い」です。この命題に対してイザヤは「彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた」(イザヤ53:5)と言い切っています。 イザヤが活動していた時代のユダヤは外交面では近隣の諸外国の敵意ある圧力に押され、内政面は腐敗し、信仰面は衰えていました。弱体化したユダヤに対してイザヤは正義と公正をもってユダヤを救う神様に目を向けることを促しています。神様は救い主によってユダヤに正義をもたらそうとしているのです。 神様の正義とは、悪事を行わないということだけではなく、積極的に愛と支援を提供することを含んでいます。神様の義の中心点は「赦す」というところにあるのです。キリストは十字架の死をもって私たちの罪を赦し、私たちを死の世界から贖ってくださいました。この恵みは全世界のすべての人に及びます。 イエス・キリストは私たちを贖い、私たちに罪の赦しと、混じりけのない純粋な信仰心を持たせてくれます。イザヤが書き残した言葉とおりのキリストの働きのおかげで私たちは神様の大きな愛に包まれて生きることができるようになったのです。救い主による贖いを感謝するばかりです。 祝福を祈ります。