今日の聖句12月27日(水)\(^o^)/ 彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことをもって公義をもたらす。 イザヤ42:3 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」 ルカ2:12 ******************* 今週のテーマ:喜びのおとずれ きょうの聖書:ルカ2:22-38 ルカの福音書2章28節~33節 シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて言った。 「主よ。今こそあなたは、あなたのしもべを、みことばどおり、安らかに去らせてくださいます。私の目があなたの御救いを見たからです。御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、 異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの光栄です。」父と母は、幼子についていろいろ語られる事に驚いた。 「シメオンの賛歌」 ルカの福音書にはキリストの誕生を喜ぶ「マリヤの賛歌」と「ザカリヤの賛歌」が記録されています。そして、今日、紹介するのはシメオンという老人の賛歌です。キリストが生まれたころ、夜も昼もエルサレム神殿に詰めて救い主の現れを祈り求めていたシメオンという老人とアンナというおばあさんがいました。 ヨセフとマリヤが幼子を連れて生後八日目の礼拝を捧げに来るとシメオンとアンナがそばに寄ってきて救い主の誕生を感謝して神様を誉めたたえ、マリヤとヨセフに祝福の言葉をかけたのです。ヨセフもマリヤも見ず知らずの人から自分たちの子どもが救い主としての扱いを受けたことに大いに驚いたわけです。 シメオンとアンナは高齢であるにもかかわらず、救い主に面会できるという希望を失っていませんでした。この二人は神様の御霊によってイエス・キリストの証人になる最初の人々の中にいたのです。高齢者が尊敬されるユダヤ文化の中でシメオンとアンナの証言はとても重く認められたのです。 シメオンは「御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、 異邦人を照らす啓示の光」だといいました。当時のユダヤ社会では「メシヤはユダヤを救う」と考えられていたのでこのシメオンの発言は神様から賜ったものとしか思えません。イエス・キリストは私たちを含む全世界すべての人の救い主として生まれたのです。 祝福を祈ります。